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ベネチアンガラスとは
ベネチアンガラスの歴史
鮮やかで美しい色のベネチアンガラス。その美しい色ガラスから
作られるミルフィオリも魅力の一つです。
ベネチアンガラスは800年以上の歴史を持つといわれています。
職人達は切磋琢磨し、エナメル彩色、ダイヤモンドポイント彫り、
レースグラス、マーブルグラスなど、繊細で華麗な新しい技法を生み出し、
作られたガラス作品はヨーロッパ全土に広がっていきました。
中でも大きな鏡は最高級品として貴族社会で大流行し、
そこに輝きを添えるシャンデリアの需要も増しました。
独自の文化を守り続け、独特な技法を使った美しいガラスの魅力は、
まだまだ私たちを惹きつけてやみません。
ミルフィオリって?
イタリア語で「千の花」という意味を持つミルフィオリ。
ベネチアで古くから伝わる伝統技法としてガラス職人が
ひとつひとつ手作業で製作しています。
窯の中で溶かしたガラスを長い鉄竿の先端に巻きつけます。
星や花の金型に入れ形成し、何度か色ガラスを被せたり金型を
替えるなどして複雑な模様を作ります。
2人のガラス職人が熱いうちに両端から引っ張り、
最初は大きいかたまりも引っ張ることにより細くなっていきます。
細く長く仕上がったガラス棒は、金太郎飴のようにどこを切っても同じ絵柄に。
短くカットすることで普段よく目にするミルフィオリができあがります。
(カトレアガラスクラフト研究会HPより引用)
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